はじめての吸い玉療法(カッピング)

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吸い玉(カッピング)療法ってどんなもの??

疲れて汚れた瘀血を浄化し、新しく新鮮な血液を脈々と通わせる吸い玉療法。最近ではカッピングとも呼ばれます。
背中にガラスのカップ(吸い玉)を当てて気圧を下げ、老廃物を肌表面に出す浄血療法です。

紀元前600年にはすでに記録に残っており、実は古くからヨーロッパでも活躍した医療で、 現代でもオリンピック水泳金メダリストのマイケル・フェルプス選手や女子レスリングの伊調選手、 ハンマー投げの室伏選手など有名アスリートが愛好し、その効果が話題になりました。
東洋医学思想ではほとんどの病気の原因は、瘀血(おけつと読みます)により引き起こされるといえます。

この瘀血を、物理的な方法によって解消する効果があるのが吸い玉療法です。

吸い玉(カッピング)療法って痛くないの??

施術後の写真を見ると、背中にいくつもの丸いカップの跡が残り、真っ赤になっているので、もしかして痛いのかと誤解される方がいらっしゃいます。

もちろん、気圧を利用して皮膚を吸い上げる施術ですので、皮膚が引っ張られる感触はあります。

あまりに痛みに敏感な方はなんとも言えませんが、通常は、心地よい刺激だったり、いた気持ち良いといった声を聞きます。

皮膚が真っ赤になっているのはもちろん血の色のせいですが、これは血管が切れる内出血ではないので、押しても痛みを感じることはありません。

また、色が薄いほど、血行が良いというサインで、反対に色が濃くなると、血液がドロドロしているというサインです。

吸い玉(カッピング)療法を繰り返して身体が健康に近づくにつれ、だんだんと赤い色も薄くなっていきます。


吸い玉(カッピング)療法の効果って??

吸い玉(カッピング)療法には、主に3つの効果があります。

順番にご紹介してみます。

血行が良くなる

カッピングをすると、血液の循環が良くなります。

血液の循環が良くなれば、身体の冷えが改善され、そうすると代謝も良くなり、「ダイエット効果」や「美容効果」につながります。

また、リンパの流れもよくなりスムーズに老廃物が排出されるようになるので「デトックス」にもなります。

内臓の働きが良くなる

背中にカップを置く他に、お腹にカップを置くのも効果的です。

お腹周りに吸い玉を置くと、消化器官を刺激しておなかの調子も良くなり、腸内活動が活発になるので、便秘にも効きます。

子宮付近の血行促進にも効くので不妊でお悩みの方にもおすすめです。

ツボが刺激される

カップを吸着させると、肌に程よい刺激を与えます。

身体のツボに合わせて吸い玉を置くと、さらに効果的です。

吸い玉(カッピング)療法で自律神経を整えると、さまざまなうれしい効果が表れます。

不眠症、神経痛、疲れやすい、血行不良による肩こり、腰痛、自律神経が乱れている…といった方に一度お試しいただけたらと思います。