アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎
家族または周りの方に肌のかゆみ、痛みで苦しむ姿を見ていると心が痛み心配になりますよね。一時的なものであればケアをすれば短期間で良くなりますが、長期間「アトピー性皮膚炎」を発症している場合は、人によってはかゆみ、痛みで寝れないほど苦しみます。
アトピー性皮膚炎は鍼灸治療で改善することが可能です。もちろん原因となる因子が仕事、家事、食事、生活習慣ストレスなどを整えることは必要ですが、薬を使わずとも日常が過ごせる程度までにすることも可能です。かゆい、痛い、無意識に掻く、ステロイドの量を減らしたい、赤くなってただれている、皮膚が硬くなっているなどの諸症状を鍼灸治療で改善しません
症 状
アトピー性皮膚炎とはかゆみの強い慢性の湿疹を伴う、アレルギー反応です。長期間増悪と緩解を繰り返し顔、関節部に左右対称に現れます。乳児期には湿潤性のものが多く成長ととも小児期には乾燥性、思春期成人期には、全身、顔面、胸背部などに紅斑、丘疹などの症状が強く見られます。
原 因
アトピー性皮膚炎は、アレルギー疾患の一つで原因としては遺伝・環境・食べ物・ストレスなどの要因によって反応が現れるとされています。アレルギー疾患はどれも免疫機能過剰反応からおこります。アトピー性皮膚炎をもつ患者様は遺伝だから仕方がないとかあきらめられている方も多いと思います。要因を少なくすることでアレルギーの反応は少なからず抑えることが可能です。変えることが可能であるならば、少しでも変えるためにその一歩を踏み出そうではありませんか?
病院では
ご自身で出来るケア
現在保湿剤を使ったワセリンを塗ることで予防できると報告されています。保湿剤を塗ることで効果が現れるかどうかはご自身で試してみるべきです。他に因子食生活にアレルゲンがあるのであれば、それらを避けることである程度の予防が可能です。
何もせずあきらめるのではなく、いろいろな方法があるので、まずご自身でできるケアは長い目で試してみるべきだと思います。
ORIENT THERAPYでの治療
西洋医学ではアトピー性皮膚炎は症状の増悪緩解を繰り返す疾患であり、症状をコントロールしながら根気よく治療を続けていくこととなっています。ステロイド薬を使用し続けることと同じ意味だと当院は解釈しています。薬を使用し続けることで効果が弱くなり、使用頻度・強い薬を使わざるを得なくなり、副作用が体に蓄積されます。
遺伝要素はある程度やむえないとしても可能な限りはご自身でできるケアで改善を目指すべきではないでしょうか?
症状を少しでも改善・軽快させていきたいと考えていられるのであれば、鍼灸治療も検討するのも一つの手だと思います。
鍼灸治療の効果で全身のバランスを整え免疫機構が過剰に反応するのを抑えかゆみを抑えることが可能です。
例に挙げるのであれば、アトピー性皮膚炎に対する鍼灸治療に加え胃腸が悪いのであれば胃腸の治療も、女性の場合生理バランスが良くないのあればその治療を、ストレスで体が硬いのであればその治療を、不定愁訴を減らすことで全身の状況が改善され、免疫機構が安定しかゆみが軽快するものと考えています。
アトピー性皮膚炎は皮膚表面の問題ではなく内側の問題です。薬を塗布、保湿剤を塗布することも必要ですが、それでは一時的な軽快にしかなりません。
当院で治療を受けた方が少しづつ軽快していって薬の量を抑えた患者様が多数おられます。現状をどうにかしたいと考えておられる方を治療家として手助けできれば幸いです。