逆流性食道炎

逆流性食道炎

その名前からイメージできるように、食事後に胃に入った内容物が消化される為に分泌された胃液(胃酸)が逆流することで食道が炎症が起きてしまうことです。これにより胸焼け・胸痛・胸部の違和感・口の中に苦くて酸っぱい感じがする・口臭の原因などの症状がみられます。食後や横になった時に多く見られ睡眠障害の原因にもなります。胃液は強い酸性を持っているため、逆流すると食道の粘膜がただれたり潰瘍を起こしてしまいます。本来人間の身体は胃液が食道に逆流しないようになっていますが、さまざまな原因でこの機能が低下し起こります。

病院では

内科・消化器科が専門になります。問診内容から内視鏡などの検査により食道のびらん・潰瘍の有無が確認され、薬の処方が決まります。
逆流性食道炎を治す薬は存在しないため、胃酸分泌抑制剤や制酸剤などが対症療法的な薬として処方されるようです。これらの薬で一時的に症状を抑えることはできますが、根本的な改善にはなりません。

ご自身で出来るケア

食事内容や生活習慣を改善することが、一番の治療法です。食べ過ぎ、食事内容における糖分・炭水化物・脂肪の割合が多いと、症状が出やすくなると考えられます。あと食後にすぐに横になることを避けましょう。
あと自律神経を整えるため、精神的なストレス・肉体的な疲労もコントロールしましょう。

ORIENT THERAPYでの治療

主に鍼灸になります。自律神経と胃腸の働きを調整することで、胃酸の過剰分泌を抑えることが可能です。治療と同時に上記したご自身でできるケアを行うことで症状を抑え再発を防止することが可能です。