花粉症(アレルギー性鼻炎)
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・目の充血などでお困りの方
花粉症(アレルギー性鼻炎)であるかもしれません。その症状の程度は個人差がありますが、目の症状が激しければ絶えず涙を流し、鼻の症状が激しければ鼻水が止まらず、鼻呼吸ができずつらい思いをします。参考になると思いますので最後までお付き合いくださいませ。
原 因
花粉症はアレルギー性鼻炎・アレルギー結膜炎が発症してしまう原因が植物の花粉にある場合の名称です。鼻の粘膜で起きる場合はアレルギー性鼻炎、眼の結膜で起きる場合はアレルギー結膜炎で、アレルギー反応とは免疫機構が過敏な状態のことを指します。
本来免疫機構は病原菌からその身を守るために存在するのですが、「花粉に対しては過敏・過剰に反応してしまう」と花粉症になります。花粉症の原因となる植物は各個人で異なりそのため反応する時期があったりなかったりします。
病院では
鼻の症状であれば耳鼻咽喉科に、目の症状であれば眼科にあなたの症状に対応してくれる科に行きましょう。 血液検査によりアレルゲンが特定され抗ヒスタミン薬や血管収縮剤が処方され、効果が弱ければステロイド薬が処方されます。ステロイド薬は効果が強いのは間違いありませんが、副作用も強く、眠気が強く日常生活に支障をきたします。あと症状を抑えるのみであることも理解されておかれた方が良いと思います。 現在、最新の花粉症対策として減感作療法があります。身体の免疫機構に作用する治療法ですが、根治も可能になるかもしれません。
ご自身で出来るケア
まずは花粉(アレルゲン)を避けるべきです。とはいえ花粉は目に見えないサイズですので、マスクをつけるなどした方が良いと思います。あと生体内の環境を良い状態にするために食事、睡眠時間、十分な運動、良いと思われることはどんなことでも試していただきたいと思います。
ORIENT THERAPYでの治療
まずは上記した内容の生活環境を改めていただきます。鍼灸治療がベースになると思います。鍼灸治療は花粉症などのアレルギー疾患に対して高い効果があります(当院では、アトピー性皮膚炎に対する治療も多くの方に喜ばれています)。 筋緊張緩和によるストレス低減や自律神経の働きを高めることによる免疫機能の調整を主軸に体質改善を促しながら、局所の血流増進により炎症反応を軽減させることで、その時その時の花粉症の症状が少しでも楽になるようにしていきます。薬ばかりに頼らず根本的な改善を目指しませんか?